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【医療機関ユースケース】UC-M-01|投薬・使用時照合による誤使用防止

10月17日
読了時間: 3分

更新日:10月18日

◆ユースケース概要

白地の3分割インフォグラフィック。対象業務・主な担当・代表的対象を説明し、薬剤師/看護師/医師や注射器、患者アイコンがある。

現状の課題

目視・口頭・紙・個別システムによる確認が工程ごとに分かれ、患者と実際に使用する製品の情報が使用時点まで一貫してつながりにくい。


このユースケースで解決したいこと
確認の確実性

患者・製品・規格・用量等を使用時点で照合

誤使用の防止

不一致時にアラート/

投与・使用を止める

追跡性の確保

誰が・いつ・誰に・何を使用したかを記録


◆AS-ISからTO-BEへ

AS-ISの業務フロー図。処方→調剤→払出→病棟保管→患者確認→投与・使用→実施記録が横並びで矢印でつながっている。
工程ごとに目視・口頭・紙・個別システムで確認 → 患者と実使用製品の情報が途中で分断され、照合・記録・事後追跡に手作業が残る。
何を変えるのか

患者ID × 製品識別情報(GTIN等)× 規格・用量 × ロット・期限× 使用日時 を、工程をまたいで一貫してつなぐ



TO-BEと書かれた業務フロー図。処方→調剤→払出→病棟保管→患者確認→投与・使用→実施記録の順に青い箱が並ぶ。

調剤時・使用直前に患者と製品をデジタル照合。不一致はアラート/ブロックし、投与・使用実績を患者単位の記録へつなげる。


「確認作業のデジタル化」ではなく、「患者と実使用製品が最後までつながる状態」をつくる


◆TO-BEで何が変わるのか

医療安全

誤患者・誤薬・誤規格・誤用量等の防止

不一致時のアラート/ブロック

業務効率

目視ダブルチェック、転記、事後確認の負担を削減

管理・監査

誰が・いつ・誰に・何を使用したかを追跡しやすくする

データ活用

投与・使用実績を患者単位の実使用履歴へ接続

◆適用シナリオ

本代表UCでの適用シナリオ 例を示す

病棟での投薬前確認を説明する日本語の図。シナリオA〜Cで、患者IDや薬剤情報を照合し記録する看護師のイラスト付き。

◆期待効果

白地に濃い青字の説明スライド。UCの本質、KPI、そしてバーコードを読むUCではなく患者と実使用製品をつなぐUCと記載。

◆適用場面と実現の考え方

投薬・使用時照合を、個別の確認作業ではなく、患者と製品の情報をつなぐ仕組みとして捉える。


適用場面

投薬・使用時の照合は、患者に医薬品等を使用する際に、患者情報と製品情報を照合し、取り違えや誤使用を防止するための重要な業務である。現在も多くの医療機関で患者確認や薬剤確認が行われているが、その方法や情報連携の範囲は、施設、部門、導入されているシステムによって異なる。

本ユースケースでは、病棟における投与直前照合を代表的な適用場面とする。薬剤部での調剤や注射薬の調製・混注における照合はUC-M-05で扱い、本UCでは、その工程で記録された調製結果と患者・投与指示を投与時に照合する。これにより、調製から投与までの工程を連携させ、誤使用防止と追跡性の向上を図る。

実現の考え方

実現の基本は、患者IDと製品識別情報を使用時点で紐づけることである。医薬品を例とすれば、患者ID、製品コード、規格・用量、ロット・使用期限、使用日時等の情報を工程間でつなぐことで、調剤から投与・使用、実施記録までの追跡性を高めることができる。

導入にあたっては、製品識別コードを取得できること、患者IDと製品情報を使用時点で紐づけられること、読み取り端末等の運用環境を確保できること、電子カルテや部門システムへ照合結果・使用実績を連携できることが重要となる。


 
 
 

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